入院患者さんの年齢・発達段階に応じて、ミルク・離乳食・幼児食・学齢児童などの食事を用意し、安全でおいしく、楽しいお食事を提供しています。
また、食事療法が必要な患者さんには、医師の指示に基づき、栄養成分管理を行った特別治療食を提供しています。
煮物や汁物に使用するだし汁は鰹節を使用し、材料の旨みを引き出すようにしています。
コロッケやハンバーグは手作りで、一つずつ手で成型して仕上げています。
朝食は和食又はパン食から、夕食には2種のメニューからお好きな料理が選べる「選択食」を毎日、実施しています。(食物アレルギーや一部の治療食の方は対象外です。)
一年の行事にちなんだ献立や小児向けお楽しみメニューを月2回、提供しています。
開始食・初期食・中期食・後期食・完了期食と5段階の離乳食を提供しています。
一般乳の育児ミルクの他に低出生体重児用ミルク、アレルギー用ミルク、代謝異常や心臓、腎臓などの疾患に対応したミルクなど、状況に応じた様々なミルクを提供しています。
入院時に食物アレルギーや宗教による食品除去を希望した患者さんに対しては、管理栄養士が個別に問診を行っています。
問診の結果、対応が必要な患者さんには、個別のお食事を提供します。
当センターは、平成23年3月から「東京都食品衛生自主管理認証制度」の認証を受け、徹底した衛生管理を行っています。
・非常用として3日分の食糧(ミルクを含む)と水を備蓄しています。
・乳児用に液体ミルクを備蓄しています。
・これらの備蓄食品については随時入院食として提供しています。
食事療法が必要な患者さんに対して、医師の指示に基づき、管理栄養士が個別に指導を行います。
指導をご希望の方は担当医にお申し出ください。
摂食障害やダウン症等の患者さんや家族を対象に、各診療科と連携して、定期的に集団指導を行っています。
※開催時期はホームページや院内掲示にてお知らせしています。
☆都立病院の管理栄養士が作成した食事療養のすすめ方に関するページです。大人の方を対象とした内容となっておりますが、参考までにご覧ください。
栄養状態の改善が必要な患者さんには、多職種が連携して活動する栄養サポートチーム(NST)が回診を行い、患者さんの栄養状態改善に努めています。
子どもの食事について、知っていたらお役立ちな情報やレシピを項目ごとに紹介しています。
内容は随時更新していきます。
「授乳・離乳の支援ガイド」が2019年に改定され、卵黄の使用が離乳初期からに変更になりました。
離乳食を始めるタイミングはいつ? どんなものから、どのくらいの量を食べさせるの?
そんな疑問を解決するため、最新版ガイドラインの内容を分かりやすく解説します。
参考:「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」厚生労働省
子どもの食事は、丈夫で健康なからだを作るために、とても重要です。子どもの頃から望ましい食習慣をしっかり身に付けるようにしましょう。
望ましい食生活について解説します。
「食生活の基本について」(PDF)
「バランスよく食べるための献立例」(PDF)
子どものおやつは食事だけではとりきれないエネルギーや栄養を補うための役割と楽しみのひとつでもあります。
では、どんなものをどのくらい食べるのが良いのでしょうか?
そんな子どものおやつについて解説します。「子どものおやつ」(PDF)
子どもは身体が小さい分、大人よりも食塩の必要量は少なく、中学生以降に大人と同じ摂取目標量となります。
子どものうちに薄味でもおいしく食べられるように慣れさせておくことで、将来的な疾患予防にもつながります。
○参考「2020年版日本人の食事摂取基準」による1日の食塩摂取目標量
成人男性 7.5g未満 成人女性 6.5g未満
まずは食塩をとり過ぎていないかチェック!(PDF)
食塩を減らすにはどのような食べ方をしたらいいの?
チェック項目に沿って気を付けるポイントを解説します。
「減塩のための注意ポイント」(PDF)
※腎臓病や高血圧、心臓病などで、医師から食塩量の指示がある場合は、指示量を守りましょう。医師の指示のもと、食事療法を行う場合には、管理栄養士の栄養指導を受けましょう。
子どもの成長にとって、カルシウムは、丈夫な歯や骨をつくるための大切な栄養素の一つです。成長期の子どもはカルシウムの必要量が多くなるので、積極的に摂りたい栄養素といえます。また、ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けてくれる栄養素なので、合わせてとるようにしましょう。
カルシウムについて解説します。「カルシウムは、どのくらいとればいいの?」(PDF)
ビタミンDについて解説します。「ビタミンDでカルシウムの吸収をアップさせよう」(PDF)
夏バテ予防にはどんなことに気をつけたらいいの?
そんな夏の食生活についての注意ポイントをまとめました。「夏の食生活」(PDF)
体調がよくない時の食事はどうしたらいい?
熱がある時や下痢をしている時など、よくある症状別に食事のポイントを解説しています。
料理を自分の手で作ることで、食べ物や食事、栄養に興味を持つきっかけになることもあります。子どもでも作りやすい料理を紹介します。
「鬼まんじゅう」(PDF)当センターで提供しているお食事の再加工形態(ペーストやきざみなど)を写真とともに掲載しています。