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糖尿病とは

糖尿病とは、血糖値を下げるインスリンというホルモンがうまく働かなくなり、慢性的に血糖値が高くなる病気です。
糖尿病の治療の目標は、生涯にわたって血糖、体重、血圧、血清脂質の良好なコントロール状態を維持することで、糖尿病合併症(網膜症、腎症、神経障害)や動脈硬化症(心筋梗塞、脳梗塞、足壊疽)を予防し、健康な人と同様に活動的な日常生活や充実した人生をおくるようにすることです。食事療法をはじめとした治療が適切に行われれば、糖尿病合併症や動脈硬化症の発症・進行を防ぐことが可能となります。

糖尿病の診断

糖尿病の診断は、以下の判定基準に基づき医師が行う。

糖代謝異常の判定区分と判定基準

(1)早朝空腹時血糖値126mg/dl以上 ①~④のいずれかが確認された場合は「糖尿病型」と判定する。
(2)75gOGTTで2時間値200mg/dl以上
(3)随時血糖値200mg/dl以上
(4)HbA1c6.5%以上
(5)早朝空腹時血糖110mg/dl未満 ⑤および⑥の血糖値が確認された場合に「正常型」と判定する。
(6)75gOGTTで2時間値140mg/dl未満
  • 上記の「糖尿病型」「正常型」いずれにも属さない場合は「境界型」 と判定する。

血糖コントロールの目標

治療目標は年齢、罹病期間、臓器障害、低血糖の危険性、サポート体制などを考慮して個別に設定します。

コントロール目標値(65歳未満)注4)
目標 血糖正常化を目指す際の目標 注1) 合併症予防のための目標 注2) 治療効果が困難な際の目標 注3)
HbA1c(%) 6.0未満 7.0未満 8.0未満

注1)適切な食事療法や運動療法だけで達成可能な場合、または薬物療法中でも低血糖などの副作用なく達成可能な場合の目標とする。

注2)合併症予防の観点からHbA1cの目標値を7%未満とする。対応する血糖値としては、空腹時血糖値130mg/dl未満、食後2時間血糖値180mg/dl未満をおおよその目安とする。

注3)低血糖などの副作用、その他の理由で治療の強化が難しい場合の目標とする。

注4)いずれも成人に対しての目標値であり、また妊娠例は除くものとする。

65歳以上の高齢者については、患者の特徴や健康状態などを考慮して、個別に目標を定めます。

食事療法のポイント

食事療法は、必ず行わなければならない治療の基本です。そのためには、適正なエネルギー量で栄養素のバランスの良い食事をとるようにします。

1 適正なエネルギー量の食事をしましょう

年齢、性別、身長、体重、日々の生活の過ごし方によって一人一人違います。医師の指示エネルギー量を守りましょう。

1日のエネルギー量の目安
エネルギー摂取量(kcal)= 身体活動量 (*1) ×標準体重(*2)
*1身体活動量(kcal)
*2標準体重(kg) = 身長(m) × 身長(m) × 22

身体活動量の目安

  • 軽労作(デスクワークが多い職業など) 25~30kcal/kg標準体重
  • 普通の労作(立ち仕事が多い職業など) 30~35kcal/kg標準体重
  • 重い労作(力仕事が多い職業など)   35~  kcal/kg標準体重

2 一日3食、規則正しく食べましょう

一日1回食や2回食にするなどの「まとめ食い」は、糖尿病の悪化を招きます。1日3回規則正しく、できるだけ均等に食べましょう。

3 栄養のバランスが偏らないようにしましょう

主食・主菜・副菜をそろえて、栄養のバランスの良い食事をしましょう。

4 糖尿病食事療法のための食品交換表を活用しましょう

適正な栄養量と栄養のバランスの良い食事をするためには、「糖尿病食事療法のための食品交換表(第7版)」を使用すると便利です。

その他の食事の注意

  1. ゆっくりよくかんで食べましょう。
  2. 食品を計量する習慣をつけましょう。
  3. 食事記録をつけて、自分の食事を確認しましょう。
  4. 外食や惣菜は、栄養成分表示を活用しましょう。
  5. 菓子や清涼飲料などの砂糖の多い食品は控えましょう。
  6. 食物繊維を多く含む食品をとりましょう。
  7. 味付けは薄味にしましょう。

日常生活の注意

  1. 規則正しい生活をしましょう。
  2. 定期的に体重を測定しましょう。
  3. 身体を動かす習慣をつけましょう。
  4. 禁煙しましょう。
  5. アルコール飲料は、原則として飲まないようにしましょう。

糖尿病食事療法のための食品交換表について

主治医から指示されたエネルギーや栄養素を摂取するために、どのような食品からどれだけの量を組み合わせて食べればよいか、また朝食・昼食・夕食への配分例が示されています。

  1. 「食品交換表」は、日常食べている多くの食品を、多く含まれている栄養素によって6つの食品グループ(6つの表)と調味料に分けてあります。
  2. 食べる量をはかるものさしは、80キロカロリーに相当する量を1単位として、それぞれの1単位分の重量(g)が示されています。
  3. 「食品交換表」では、同じ表の中の食品を交換することで、栄養のバランスを保つことができます。
  4. 1日の指示単位(指示エネルギー量)で、栄養のバランスの良い食事の配分例が示されています。
  5. 食品交換表の使い方
    尿病の食事療法においては、朝・昼・夕食の量をほぼ均等に配分します。

朝食、昼食、夕食、間食への配分の原則

朝食、昼食、夕食、間食への配分の原則を示した図

食品交換表の食品分類

食品の分類 食品の種類
炭水化物を多く含む食品(Ⅰ群) 表1 穀物・いも・炭水化物の多い野菜と種実・豆(大豆を除く)
  • 炭水化物のうち、でんぷんを多く含む食品です。
  • たんぱく質も少し含んでいます。
  • 穀物類、いも類やその加工品、かぼちゃなどの野菜、くりやぎんなんなどの種実類、大豆以外の豆類がこの表の仲間です。
表2 くだもの
  • 炭水化物のうち果糖やブドウ糖を多く含む食品です。
  • 食物繊維やビタミンC、ミネラルも多く含みます。
  • くだもの類(アボカドを除く)がこの表の仲間です。
たんぱく質を多く含む食品(Ⅱ群) 表3 魚介・大豆とその製品・卵・チーズ・肉
  • 良質のたんぱく質を多く含む食品です。
  • 脂質も比較的多く含みます。
  • ビタミンBやミネラルの供給源でもあります。
  • 魚介、大豆製品、卵、チーズ、肉がこの表の仲間です。
表4 牛乳・乳製品(チーズを除く)
  • カルシウムを多く含む食品です
  • 良質のたんぱく質を多く含む食品です。
  • 炭水化物のうち乳糖を含む食品です。
  • 脂質も比較的多く含みます。
  • 牛乳と乳製品(チーズを除く)がこの表の仲間です。
脂質を多く含む食品(Ⅲ群) 表5 油脂・脂質の多い種実・多脂性食品
  • 脂質を多く含む食品です。
  • 油脂や脂質の多い種実、肉のあぶら身、アボカドなどがこの表の仲間です。
ビタミン・ミネラルを多く含む食品(Ⅳ群) 表6 野菜(炭水化物の多い一部の野菜を除く)・海藻・きのこ・こんにゃく
  • エネルギーとなる栄養素はほとんど含みません。
  • 食物繊維やビタミン、ミネラルの供給源となります。
  • 野菜、海藻、きのこ、こんにゃくなどがこの表の仲間です。
調味料 みそ・みりん・砂糖など
  • 糖質やたんぱく質、脂質などが含まれるものがあります。
  • みそ、みりん、砂糖や市販のルー(カレー、ハヤシ)などがこの表の仲間です。

1日の献立例(1600kcal) 

エネルギー1600キロカロリー(20単位)の献立

エネルギー1600キロカロリー(20単位)の献立を示した図

1.表1の食品は、炭水化物が多く含まれ血糖を上げやすい食品です。1600キロカロリーの献立例では、1回の主食量は3単位240キロカロリーが目安量です。3単位のそれぞれの主食の重量は、以下の主食交換表のとおりです。自分の主食の適量を覚えましょう。

食品 3単位240キロカロリーの重量(g)
ごはん 150
食パン 90
ロールパン 75
うどん(ゆで) 240
そば(ゆで) 180
干麺(そば・うどん・そうめん) 60
中華めん(生) 120
中華めん(蒸・焼きそば用) 120
スパゲティー(干) 60

2.かぼちゃ・里芋は主食と同じ表1の食品です。食べる量に注意しましょう。
3.マーガリンやジャムはエネルギーが高いので、主食のパンにはできるだけつけないようにします。
4.海藻類やきのこ類、こんにゃくは、エネルギー量がわずかなので、量を気にせず食べることができます。

お役立ちレシピ ~野菜でボリュームアップ~

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