病院紹介

院長あいさつ

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院長水野 雅文

4月1日付で東京都立松沢病院院長に着任しました、水野雅文と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。

コロナ禍が続く中、二度目の桜の季節が過ぎました。取り戻せない日常への鬱屈した気分や、終わりの見えない不安が募る方々も多いことと存じます。10年来減少傾向が続いていた自殺者数も、昨年は増加に反転しました。特に中学生や高校生の自殺の増加には、心が痛みます。ソーシャルディスタンスをとりすぎて、気持ちまでが遠ざからないように、人にやさしい、助け支え合える社会を実現することが急がれると思います。

松沢病院は2012年に7階建免震構造の本館が完成し、入院、外来の機能が充実しました。以来、齋藤正彦前院長のもと、都民の皆さま、精神科医療関係者の皆さまのご期待に沿うべく、ご依頼を断らない、オープンホスピタルとして地域に開け、患者さんに選ばれる病院を目指しつつ、必要とされる行政的医療も確保してきました。今後も、こうしたサービスを一歩も後退させることなく、今日的な多様なニーズに応える病院を目指して参ります。
折しも2022年4月からは、高校1年生の保健の授業で「精神疾患の予防と回復」が教えられます。すべての生徒が精神保健や精神疾患について学び、早期支援により回復可能性が高まることを知り、差別や偏見の解消につながることも期待されます。

松沢病院は教育、福祉、さまざまな分野との連携を深めながら、日本の精神科医療の新しい形を探し、松沢病院にかかればもう大丈夫、と安心しご満足いただける医療を実現します。今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。