医療関係者の方へ
外国人患者対応の取組
当院は平成27年度から3年連続で厚生労働省による「医療機関における外国人患者受入れ環境整備事業」の拠点病院に選定されており、また、平成29年3月には外国人患者受け入れ医療機関認証制度(JMIP)の認証を取得しました。
広尾という地域の特性もあり、当院には日本語を第一言語としない方が多く来院します。そういった患者さんにも安心して受診していただけるよう、次のような様々な取組を行っています。
外国人対応マニュアルの作成
外国人患者への対応方法について記載したマニュアルを作成し、院内の各部門に配布、活用しています。
マニュアルの主な内容
- 文化、宗教、話し方など、対応する際の留意点
- 通訳が必要な場合の手順
- 通訳する際の留意点
- 禁忌、アレルギーなどの入院時の食事対応
- 外国人患者さんの対応記録方法
さらなる環境整備に向けて
語学研修、勉強会の実施
ネイティブスピーカーを講師に招いて、院内の職員を対象とした語学研修を実施し、実践的な英会話を学んでいます。
加えて、医療コーディネーターや院内通訳を講師として、実際の対応事例を題材とした勉強会も定期的に開催しています。
受入れに関しての定期的な検討
医療コーディネーター・通訳を中心メンバーに据え、外国人患者対応について情報共有し議論する場を設けています。
- 外国人患者の来院状況
- 対応事例の共有、議論
- 受入れ体制に係る課題の抽出及び改善策の検討
外国語対応
医療コーディーター、英語・中国語の通訳配置
くわしくはこちら(外国語医療コーディネーター・通訳)をご覧ください。
映像通訳サービスの導入
英語・中国語以外の言語にも対応できるよう、タブレット端末による翻訳サービスを導入しています。
くわしくはこちら(外国語医療コーディネーター・通訳>外国語による相談)をご覧ください。
指差会話帳の活用
各病棟や検査部門などに英語の指差会話帳を置き、活用しています。
院内表示の外国語表記
主な院内案内図や各種設備の表示は、日本語と英語を併記しています。
- 立ち入り禁止区域
- 避難経路
- トイレのウォシュレット
- 病棟のコインランドリー
- ATM
文書での外国語対応
一部の手術、処置、検査の説明書や同意書については、英語や中国語に翻訳したものを用意しています。
問合せ
外国人患者対応に係る医療機関からのお問合せは、下記担当で受け付けています。
- 問合せ先:
- 庶務課企画担当
電話番号 03-3444-1181(代表)
最終更新日:2018年2月28日